フラワー工房Aki 岡田亜紀子です。

先日、都内の小学校で生け花を教えてまいりました。

学級崩壊や児童の問題がしばしば取り上げられる地域での生け花授業です。

これまでも、「かなり手のかかる児童が多くて・・・」などと先生から事前にお話があっても、実際に教えに行ってみると、とにかく元気だったり、ちょっと自信がないだけだったり、自由なら任せてと言わんばかりに盛り上がったり、

と、大きな問題は起きなかったし、私も先生に「とてもよいクラスですね」とお話する感じでした。

しかし、今回は、学校に着くと、学校中の雰囲気がすでに厳戒態勢。

先生に事前に「こういう流れで」「ここでは児童にこうさせようかと」とお話しても、「それはやらせなくていいです」と即答される感じ。

授業のチャイムが鳴ったけど、たしかに誰も来ない・・・

児童が会場となる教室に来たら、なんと先生が担任、副担任、学習支援と4人もいらっしゃる⁈

そんなこんなで、この日の生け花教室の様子は、写真におさめられる状態ではありませんでした。

しかし!!

生け花作品が出来上がらなかった児童は1人もいません。

皆、時間内に仕上げられました。

ハサミなど使用しますが、ケガをした児童はおりません。

友達が使わない花材をもらいたいときには、きちんと断っていました。

水をこぼす児童もいましたが、皆で後片付けをしていました。

というふうに、一見、「今日こそ大変なクラスかも」と思ったのは一瞬で、きちんと生け花に向き合い、授業を受けられました。

ある学習支援の先生が

「今日は大きな問題を起こす生徒がいなかった。お花を見て、みんな心が安らかになったのかしら」

とおっしゃっていました。

私もそう思います。

学級崩壊⁈授業への新たな動機付けとして生け花を

学校近くのお花屋さんが用意してくださった春の花を見て、児童1人1人、心を落ち着かせてくれたんだと思います。

それに、先生方には特に言われなかったので、帰りに気づいたのですが、
廊下にこのようなものが。

学級崩壊⁈授業への新たな動機付けとして生け花を

児童たちは、生け花の授業をすごく楽しみにしていてくださったんだなー。

ぜひ、今はちょっと問題があるかも・・・という学級こそ、生け花を行うことを先生方に考えていただけたらと思います。

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フラワー工房Aki 岡田亜紀子