フラワー工房Aki 岡田亜紀子です。

2016年もバレンタインのプリザーブドフラワー教室を開催いたしました!

 

バレンタインのプリザーブドフラワー教室のご報告(2)ワインレストランICHIGOYAで開催いたしました

1.準備~スタートまで

隠れ家ワインレストランとして知られるICHIGOYAさん。

最寄り駅は新御茶ノ水駅ですが,御茶ノ水駅や淡路町からも近く,特に御茶ノ水駅から歩くと,駅を出てすぐお店が目に入るくらい目立ちます。

わかりやすい立地に加え,お天気もよく,お客様の出足は順調。

9時半過ぎからお客様が見え始め,あっという間に席が埋まりました。

大きな荷物はあらかじめ郵送していたので,それを開封し,花材,ハサミ,花器,最初に使うワイヤーを各テーブルに配布。

用意していたペットボトルのウーロン茶は,香さんが温めて出してくださり,寒い中,お集まりくださった皆さまにホッと一息ついていただくことができました。

ありがとうございます!

2.アレンジメントの作成手順

一般的には,花器(今回は黒い紙製のボックス)に,土台となるサハラをセットすることから始めます。今回は時間短縮のため,サハラはあらかじめセットして配布いたしました。

バラにワイヤーを通し,テープを巻く。メリアにも挑戦

一般的に,花は茎がついた状態で売られています。しかし,プリザーブド加工された花は,花首だけで売られています。

バレンタインのプリザーブドフラワー教室のご報告(2)ワインレストランICHIGOYAで開催いたしました

なので,アレンジメントする前にワイヤーを通してテープを巻いて,“茎”を作らねばなりません。

花屋でアレンジメントを見ると,一般的には,生花のアレンジメントよりプリザーブドフラワーのアレンジメントのほうが高い値段がついているのは,この下準備にあると思います。

バラは,ピアスメソッドというワイヤーの通し方をします。

名前の通り,#24or#26のワイヤーを,(少し残っている)茎の部分にブスッと挿していきます。

★ピアスメソッド

ピアスメソッドについてはこちらを参照してください。
 
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そして,今日は「メリア」という上級テクニックを皆様に体験していただくため,ここで「分解して大きくしたいバラ」を1輪~2輪,選んでいただきます。

★メリアとは・・・

花びらや葉を重ねて大輪の花をつくる技法。ツバキの英語名Camelliaから,メリアになったと言われています。女性が胸元につける大きな花のコサージュがカメリアと呼ばれるのも,ここからきているのかもしれません。

★メリアの効果・・・

上記の写真を見ていただくとわかりやすいと思うのですが,プリザーブド加工したバラは,Sサイズなら花径が2センチ前後,Mサイズなら4センチ前後とほぼ一定です。
このままアレンジメントを作ると,色も大きさも同じで変化に乏しい作品になってしまいます。

なので,1輪~2輪,メリアで大きさを変化させることで,アレンジメント全体に動きを出すことが可能になります!!

メリアの手順を簡単にご紹介すると・・・

(1)バラのがくを根元から手でむしりとる。
(2)外側から花びらを5枚~6枚外す。
(3)花びらの下1/3を切り落とす。
(4)(3)の花びらを内側からグルーで貼り付けて,バラの形に戻す。

たいてい,(2),(3)で,皆さま「本当にそんなことして大丈夫?!」と驚きと不安のまなざしになります。

はい!大丈夫です(^o^)

何回かお教室に参加してくださっている方はこのメリアにも慣れていて,9枚ほど花びらを外した方もいらっしゃいました。

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外す花びらの枚数が多いほど,大きなバラに変身しますよ!

メリアが終わったら,ワイヤーを通したバラすべてにフローラルテープを巻いていきます。

今回は器が黒いボックスなので,フローラルテープも黒をセレクト。緑色が一般的ですが,白色,茶色もあります。器に近い色を選ぶといいです。

バラ以外の花材も下準備

今回は,バラ以外にはカーネーション,アジサイ,ユーカリ,ボタンフラワーをご用意いたしました。

いずれもプリザーブド加工されたもので,プラスチック製のオーナメントは一切なし。

プリザーブド加工されたものなので,カーネーションはバラ同様,花首だけなので,ワイヤーを通し素必要があります。

ワイヤーの通し方は,バラ同様,ピアスメソッドです。

フローラルテープも巻くのが正しい手法なのですが,カーネーションはフローラルテープを巻いてもとれやすく,アレンジメント後にカーネーションとワイヤーだけサハラから抜けてしまうことが多いので,今回はあえてフローラルテープを巻きませんでした。

ご用意したカーネーションは,商品名としては「ミニカーネーション」ですが,ちょっと大きめです。
なので,一部の方はカーネーションを二分割して使用いたしました。(私が試作したものも,二分割して使用しています。)

カーネーションを二分割した場合は,ワイヤーはピアスメソッドではなく,ヘアピンメソッドになります。

★ヘアピンメソッド

ヘアピンメソッドについてはこちらを見てください。
 
アジサイやユーカリ,ボタンフラワーもプリザーブド加工されているため,見た目,茎がそのままついていますが,一部,脆い部分もあります。

なので,これらの花材は必要に応じてヘアピンメソッドという方法でワイヤーを通し,テープを巻きました。

以上で下準備終了。次は,アレンジメントに入ります。

フラワーアレンジメント

ボックスに複数のお花を入れていく際に,規則性を持たせていく場合と,ランダムに入れていく場合に大別されます。

見本は,ランダムに見えるように,赤いラインが縦,横,斜めにきれいにつながらないように,時々外しています。

バレンタインのプリザーブドフラワー教室のご報告(2)ワインレストランICHIGOYAで開催いたしました

『フラワー工房Akiのお教室では,必ず見本通りに作る必要はありません。皆さまの作りたいものを作っていただきます。』

テーブルにならべた花材を眺めながら,各々,イメージを膨らましていきます。

速い方は,ワイヤーを箱の高さに合わせて切りそろえ,ワイヤーの先にボンドを付けてアレンジしはじめます。

バレンタインのプリザーブドフラワー教室のご報告(2)ワインレストランICHIGOYAで開催いたしました

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材料の下準備をしながら頭の中でイメージしたものを,どんどん具現化していきます。

「ここをもう少しアジサイで埋めたい。」
「ここを赤のラインでつなげたい。」
「小さいバラをこちらに固めて,大きいバラとカーネーションを逆側に配置したい。」
「赤いバラやカーネーションを真ん中に集めて,浮き出るようにしたい。」

などなど,お一人お一人の要望にお応えしていきます。

そして完成したのがこちらです!!

バレンタインのプリザーブドフラワー教室のご報告(2)ワインレストランICHIGOYAで開催いたしました

9名の方のを集めると,プリザーブドフラワーの絨毯のようです!

3.参加者の皆さまの感想

●今回も親子で参加して,共に満足できるものができ,とても楽しめました。前回は娘のを手伝うことが多かったのですが,今回は一人で最後まで作り,娘の成長も感じられました。

●アレンジメントを作り上げるのに,プリザーブドフラワーは様々な工夫がたくさんあって,奥が深く,本当におもしろいです。少しミスしたかなと思っても,仕上がりには影響なくできるのがうれしいです。
 お食事もワインも,様々な職業の方と話せたのもよかったです。

●久しぶりに参加しましたが,仕事とはちがうほんわかした雰囲気の中,制作を楽しむことができました。あきさんにアドバイスをもらって,それぞれ希望の物ができあがるのがうれしいです。

●不器用なんですが,自分なりに考えたものを形に落とし込めるところが,毎回大好きで参加しています。いつもたくさんのお花を盛らせてもらい,感謝しています。

●毎回,満席になる前に,すぐに申し込んでいます。いつも新しい発見があり,勉強になります。

●同じ材料でも出来上がりがそれぞれこんなにもちがうのが,毎回おもしろく,感動します。

●初めてのプリザーブドフラワーでドキドキしていましたが,楽しかったです。
 お会いする方も初めての方ばかりでしたが,緊張することなく楽しめました。お教室の雰囲気が気に入りました。

●生花のフラワーアレンジメントはやったことがありますが,プリザーブドフラワーは初めてでした。いろいろな学びができてよい経験になりました。次は子どもと一緒に参加したいです。

●初めてのことばかりで緊張しましたが,自分の頭の中のイメージを実際に見えるものに創り上げていくことの難しさと楽しさを改めて感じることのできる,有意義な時間を過ごすことができました!本当にありがとうございました。また機会があればいろいろと作ってみたいです。

たくさんのうれしいお言葉をありがとうございます!

レッスン後のランチ会のお料理レポートは,後日まとめます。

次は母の日のプリザーブドフラワー教室となります。

「こういうのをつくってみたい」というご希望などございましたら,こちらまでご連絡ください
どうぞよろしくお願いいたします。

フラワー工房Aki 岡田亜紀子