【イヤイヤ期、半分は親のせい】
えーっ⁈と思われる方、多いと思います。
私も、親は関係ないと思っていました(・・;)
でも、ある方のアドバイスを受けて、子どもへの接し方を変えたら、息子のイヤイヤがエスカレートすることなく、穏やかな2歳を送れています(^O^)
なので、少しコツをシェアできたらと思います。
【1】イヤイヤ期とは
2歳前後の親同士で話すと、必ずと言ってよいほど、話題になるのがイヤイヤ期。
魔の2歳児とも言われますが、2歳前後は、子どもの自己主張が強くなりますが、言葉による説明がまだ不完全なので、かんしゃくを起こすことが多くなって、こう呼ばれることがあります。
そして、親たちのなかでは、『イヤイヤ期=理由がよくわからない、とにかくイヤ。親はどうすることもできない子どものイヤイヤ』と思われています。
我が家でも、2歳前から保育園帰り〜寝るまで、あらゆることで自我を通すようになりました。
また、保育園で、お友達に譲ってあげたり手伝ってあげたりという場面が多いので、家では自由にさせてくださいと言われ、それに従ったら自由も自由、親の制御が効かなくなりつつありました。
親が思うようにしようとすれば、大声で泣いたりひっくり返ったり。
あー、これがイヤイヤ期か。
まぁ、誰もが通るイヤイヤ期だから、しょうがないか、と思ったこともありましたが、、、
【2】イヤイヤ期をエスカレートさせないためには
あるとき、親子共に午前0時過ぎまで寝られない日が続きました。
私も、イヤイヤ期はしょうがないのかな、と思いつつもイライラが積もり、横断歩道でひっくり返ったりしそうなときは、力で抑えこんだり、ぶつこともたまにありました。
親子共に睡眠不足だし欲求不満だし、、、と、ある日、ほんのちょっとですが、いつもは「やだ」という息子が、保育園でお友達を叩きました。
私はハッとして、保育園に助けを求めました。
助けを求めるというか、最初は「子どもが家に帰ろうとしない、とにかく外遊び、外遊び。
そしてお風呂上がりは、まだまだ遊ぶ!と。
親子共に睡眠不足になり、これ以上、どうしたらよいのでしょうか。
保育園でもっと運動させてもらいたいし、早くプールを始めてもらいたい。
あと、保育園でうちの子が我慢していると思ったら、保育園でそれを蓄積するのではなく解放してほしい」と、話をしました。
すると、先生は、イヤイヤ期はある程度はしょうがないし、友達を叩くのもいっときですが、やはり親が対応するべきと、お話をしてくださいました。
『2歳のポイントは寄り添いです。』
理由なくイヤと言っているわけではない。
「理由なく」と言われているのは親が理解できていないから。
自己主張の裏には必ず理由があるので、それを寄り添って理解しようとする。
初めは親がわからなくても、子どもは寄り添ってもらうことで、「イヤイヤしなくてもわかってくれそう」という気になってくる。
イヤイヤの源がわかれば、それを回避させていくのが親の努め。
『子どもは賢いです。親が何をしたら許してくれて、何をしたらダメと言われたかは覚えています。甘えさせるのではない。ダメなものはダメと。』
甘やかすのと寄り添うのは違う。ダメなものはダメと伝えなくてはならない。
そこで、イヤイヤのスイッチを入れないように、〜だから(〜だと困るから)「一緒にやろう」「やってほしいな」「ママうれしいな」「◯◯くん、すごいねー」と、寄り添いの言葉を主にする。
【3】「否定語を使わない」の本質とは
ここからは、保育園の先生のアドバイスではなく、私が別のところで、読解力や認識力の発達段階についての講演会を聴いて、気づいたことです。
よく、子育て本とかで「否定語を語りかけない」と書かれていますが、具体的な理由はよくわからないし、どうしても否定語を使うことはあるでしょ、と思ったのですが。
◯子どもは、大人の言っていることはわかるが、notはわからない。Siriと同じ。
歯磨きが終わったら、ヤクルトは飲んじゃダメ。
→子どもには「ヤクルト、飲む」と伝わる。
なので、「歯磨きが終わったら、お茶は飲んでいいよ」と言えばいい。
ヘルメットを被らないと、お出かけできないよ。
→子どもには、「お出かけ!」と伝わる。もし、子どもがヘルメットを嫌がる子なら、ヘルメット云々は抜きに「お出かけできる!」と伝わるので、ここでヘルメットを被せようとすると、イヤイヤが爆発し、急ぐ親もイライラピークになります。
なので、子どもには、二段階になりますが、「ヘルメット、かっこいいねー」「かっこいい◯◯くんと、ママはお出かけしたいな。」
あと、子どもは(子どもなりに)自分で選択したものには責任感があるので、「ママは帽子を被るけど、◯◯くんはヘルメットを被る?」(ヘルメットを自分で選ばせてから)「お揃いでお出かけしよう」
否定語を使わない&寄り添い、一緒にが大切です!!
イヤイヤ期は、ママママ期でもあるので、可能な限り、一緒に遊ぶ時間を増やすことが大切。
また、かなり賢くなってきているので、2度OKが続けば次も平気、次はそろそろ聞かないよ、となることも。悪いことは悪いと伝えたり、ルーチン化しないように、同じことでも視点を変えてやっていくことが大切。
と先生から聞きました!!
もし、イヤイヤ期で疲れている方がいたら、少しでもプラスになれば、と思います。
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なかなか出かけようとしない息子を動かすのに、「(お気に入りの)ぬいぐるみもお出かけしたいって。ご主人の◯◯くん、一緒に行きませんか?」と言ったら、ノコノコ玄関に向かった息子。玄関でぬいぐるみは置こうと思いましたが、ここはぬいぐるみのご主人、放そうとせず、一緒にお出かけしました(⌒-⌒; )
フラワー工房 岡田亜紀子
岡田 亜紀子
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